表現のしかた。

基本的には、分かりやすくて直球な表現を素直に受け止める方だと思う。
私自身の表現自体も極めて単純なほう。
でも、それなりに現代アートを楽しめる術は持っていると思っていたけれど・・・。

先日森美術館で開催中の「アネット・メサジェ」の展示を見に行って来た。
ぬいぐるみや古着、写真や詩やオブジェで組み立てられた彼女の表現に
実はちょっと戸惑ってしまった。
なんていうか、エロティシズムと怒りと虚しさと・・・そんな感情に結局行き着いてしまう感じ。
子供の時に読み返した童話が、実はとても恐ろしい実話に基づいていた・・・なんて
そんな残酷な裏話を聞いてしまったような後味の悪さというか・・・。

彼女自身はもうベテランのアーティストのようだけど
そんなアネット・メサジェがたどって来た人生の道筋を
私は多分想像する事ができない悔しさも込み上げたりして。

表現にはとかくそのバックグラウンドにコンプレクスや怒り、
そんな「負」の要素が大きな原動力になる・・・とは思うのだけれど・・・。


でも表現て自由。
現代アートに触れる度に感じるアートにおけるセオリーの無さには
またまた解放される思いも同時に込み上げる。

んー。でもでも誰かこの展示見た人、この解消できない感じをどうにかして。

コメントを投稿