実は私、こう見えて...

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大学で経済学を学んでいました。
いや、それはおこがましいな。
もとい。
大学で経済学を学べる環境にいました。


専攻は国際経済学。昨日はお世話になった教授の還暦祝いということで、
何代もに渡るOGOBが教授のお祝いに駆けつけた。
卒業して以来、こういった催しにほとんど顔を出さなかった私も
今回ばかりは出席。懐かしいゼミの同期や後輩とも再会。
あー私勉強してたんだっけか・・・って思い出させてくれる人達。

教授の研究はケインズに流れを汲む新派の経済学。
いわゆる数字や面倒な理論ばかりに捕われずに、
「人の心」と「経済学」の関わり方みたいなものを説いてくださっていた。
例えば、お題は「日本社会に足りないもの」だったとして、
それは、共存や共栄の意識のなさだったり、自己の不確立だったり、
あいまいさが先行し、正確さが大切にされないことだったり、
自由の意味をはき違えてることだったり、はたまた偏差値という弊害による脱落だったり。
これって社会に足りないっていうより、日本人に足りない精神。

まさに教授の講義はいつも精神論的経済学。
そういった「人々の心」がどれだけ経済に影響するかっていうことだけは
当時学んだ記憶がちゃんとある(そのくらいでごめんなさい)
でもふと気づいたのが、当時の講義内容って、
自分が大人になってから、目上の方とご一緒させていただいてお酒をいただいたりすると、
色々と諭してくださったりするあれ。
正にあれとよく似ている。ってことに昨日になって気がついた。
子供の時はわからないんだよね。難しく捉えすぎたりして。

その上「ガルブレイス」?「不確実性の時代」?なんつうブアツ〜い本を
卒論のテーマに選んでしまったからさああ大変。
サークル命だったアタシは舞台作りの傍らで、
教授の厳しい視線と言葉を浴びながら、泣きながら終わらせた経験があった。
教授と面と向かう事ができないくらい怖いお方だったはずなのに。

決して還暦の年には見えないくらい相変わらず若かったけど
パーティでは赤いセーター着せられて、赤い椅子に座らされて
しきりに笑顔。丸くなったんだね〜・・・
その上私の所までいらして、優しい笑顔で「カメラ頑張ってますか」
だなんてちょっとほろりときた。

ほろりと来た直後に
「経済学はなんにも役に立たなかったね〜」
って先生、そりゃないよ。

ちゃんと役に立ってますよ。先生の教えが統計学でもマルクス経済理論でも
なかったからこそ、今の私に多いに役立ってるんですってば!

写真は教授を囲んで第1代からのゼミ生一同。
私はどこでしょう???

答えはカメラのこちら側。やっぱりそりゃそうですよね。

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