
photos: (C) Henri Cartier-Bresson / Magnum Photos
東京国立近代美術館で開催中のアンリ・カルティエ・ブレッソンの写真展を見に出かけた。
ブレッソンと言えば、キャパと同様にマグナムの創設者の一人。
モノクロームのプリントは多数あって、それは旅のスナップを中心に国別に別れて展示されていた。
およそ2時間半かけてのちょっとした世界旅行のよう。
今回は日本初のオリジナルのヴィンテージプリントも展示され、デジタルでない銀塩プリントの良さに改めて感動した。
そう、ここだったよなあ、原点は。
キャパに魅せられて、ブレッソンやドアノーの写真を集め始めたのが10代の始め。
マグナムの流れを汲むサルガドもお気に入り。
旅と写真は密接な関係だと思う。誰でも旅をするとそれを自分の視点で切り取りたくなるはず。
私と写真とが本気で(!)関係したのもそこが始まりだった。
仕事で写真を撮りだすと、どんどんと手足が縮こまる。
トリミングの為に少し引いて撮らなくちゃ、とかちょっとヤラセもあったりとか。
カメラマンの仲間と話していると必ずそこにいきつく。
でも写真はやっぱり「その瞬間」に限る。
常々思いながらもなんとなくやり過ごしていたこの所。
ブレッソンの純粋に瞬間に向き合う作品群を見て「焦り」を感じた。
自分の写真撮りたいなあ・・・。
旅したいなあ・・・。そろそろ。